◎ 2014年12月6日 (土) 育児放棄
神奈川県厚木市の育児放棄事件では、公共施設が育児放棄に気付けなかったとあるのだが、もし、育児放棄に気付いたとしても、親に忠告するくらいで、引き取る事はなかっただろう。
ところが、育児放棄は、既に親が育児をする気がなくなっているため、ちゃんと育てるように忠告や指導をしても意味がないのだ。
捨て子は、財政問題などで里子に出されたりするのだが、トラブルも多いから、行政は極力、実父母に養育するように説得したがる。
しかし、無理なものは無理なんであって、人数が増えても、行政や孤児院で育てる体制を整えるべきだ。
実は、子供を持った事がないから、良く分からないし、天童荒田の「家族狩り」も五巻まで買ったが、二巻までしか読まなかったほど、養育問題には興味がないから、実情とは食い違っているかもしれない。
しかし、人間でも動物でも餓死するまで放置するのは捨て置けない。
人間を育てるのは、実は大変な責務だ。
権力主義者にするか、実存主義者にするか、それを考えるだけでも大変だ。
いずれにしても、社会には、両方のタイプの人間が存在する事は教えなくてはならない。
どちらも、一言で説明できるような代物ではないし、完全に解明されているわけでもないから、それも大変だ。
結婚する場合でも、権力主義者、実存主義者、芸術家では、互いに上手くやっていくのは難しいだろう。
◎ 2014年12月15日 (月) やりたくない事をやらずに済ませる方法
世の中には、やりたい事だけやっている人もいるだろう。
また、やりたくない事をやらずに済んでいる人は、それよりも多いだろう。
しかし、逆にやりたくない事ばかりやらされている人々だっているのだ。
この違いは、人間関係の構築方法にある。
やりたくない事をやらされている人は、交友関係が狭く、しかも深い。
そのため、その仲間達から嫌われたり、絶交されたりすると生きていけないと思い込む。
それが、仲間に頼まれると断れないという状況を作り、やりたくない事をやらされるのだ。
それに対し、実存主義は、博愛主義であり、非依存主義であるため、交友関係も特定の相手に限定されず、頼まれても平気で断れたり、場合によっては絶好も辞さない。
ただし、交友関係を広げすぎると却ってろくでもない知り合いを増やす結果になるから、気をつけるべきだ。
適切な交友規模と距離感が重要である。
実存主義者は、やりたくない事を簡単に断れるため、自由で充実した人生を送れるのだ。
それに引き換え、権力主義者は、団結と支配の関係を築くため、断りたくても断れない。
もう一つは、先読み能力である。
後で相手の態度が変わったときに、要求を断れなくなるかもしれないという推測ができれば、未来の危険を回避できる。
それには、常に最悪の事態を想定して、行動する事だ。
◎ 2014年12月16日 (火) 失業の意義
現代日本は、セックスと暴力とドラッグに包まれているように見える。
これは、どこかで見聞した記憶がないか。
欧米社会だ。
現在、我々は、欧米社会の現実を体験しているのである。
現在の音楽業界は、露出の多い衣装を着たアイドル達の時代であるが、歌詞もメロディも底が浅いと一般に評価されている。
彼女達は、親の借金を返すために、模倣する事しかできない年齢で搾取されているのだ。
しかし、これは、音楽業界に限った事ではなく、企業も社会に豊かさをもたらすモノやサービスを提供できていない。
これらの原因は、失業を否定し、就業を促す政策や社会通念にある。
失業が認めてもらえないから、失業者は、ハローワークなどの求人募集を毎日探すはめになる。
しかし、なかなか見つからない場合、それらの就職活動は、徒労と浪費に終わる。
目をネットに向けると、そこには、アイドルや企業が提供できない豊かな富が広がっている。
この富は、確かに企業などが提供したものも多いが、失業者が提供したフリーウェアや素材、日記などである。
オタクやマニアは、これらの富のおかげで、一般人よりも質の高い生活を享受できている。
失業者が就職活動を止めることを決めると、こうした富を作る時間ができる。
我々は、失業者の価値を認めなくては、際限ない精神的物質的貧困に悩まされる事になる。
◎ 2014年12月23日 (火) 中国のゴミ分別問題
現在、中国の自治体では、市民にゴミ分別を協力してもらえないため、頭を抱えているらしい。
解説には『(日本人は)「自分は共同体のひとり。共同体の秩序が乱れれば、自分を含めた全員に『迷惑』がかかる」と強く認識していると言える』(サーチナ)とあるが、これは嘘だ。
日本では、ゴミ分別による資源化の収益は、全額、子ども会の物になる。
中国も、日本と同じようにゴミの売却益は、全額、子ども会の物にすべきだ。
世界中、誰でも、タダで動かされたりはしない。
タダ働きは、罪悪だと考えているからだ。
◎ 2014年12月25日 (木) 世界情勢
12月9日に、CIAが米同時多発テロ事件のテロリストに苛烈な拷問をしていたことを公表した。
やはり、噂どおり、CIAの拷問は、イスラエル並みだということだ。
拷問は、ポーランドのCIA秘密拘置所で行われていた。
捕まると死よりもつらい拷問があるから、テロリストは自爆する。
日本の一般人の嫌がらせもCIAやイスラエルの拷問に匹敵する。
しかし、この手の拷問は、全く効果がないそうだ。
CIA長官は、今後、再発防止を目指すとしたが、共和党の前副大統領は、同じ状況になれば、またやると言った。
これは、米国の共和党は、拷問以外に問題解決策は持たないという事だ。
他の解決策を持つという事は、問題点を突き止めて、それを解決する事だ。
12月10日 パレスチナ自治政府高官が入植問題の抗議行動中にイスラエル軍兵士に殺害される
12月12日 パレスチナ人がイスラエル人一家に酸攻撃
12月20日 イスラエル軍がハマス軍事施設を空爆する
12月24日 パレスチナから狙撃を受け、イスラエルが砲撃する
12月10日 イスラム国は、同性愛者を屋上から落とし、投石で殺害する
12月21日 イスラム国が、逃亡した外国人兵士100人を処刑する
イスラム国は、窃盗犯の腕を切り落としたり、同性愛者を殺したり、独裁や奴隷制度を導入したりするような国家樹立を目指しているが、こんな国に支持が集まるものか。
逃亡兵士を殺すようでは、敵・味方の区別もついていない。
12月12日 中米(ホンジュラス・グアテマラ・エルサルバドル)で干ばつが発生し、250万人が食糧不足
自然災害は、一時的な支援で間に合うが、人的災害は、根本的解決が必要だ。
しかし、干ばつも上下水道や溜池などで対策可能だ。
12月13日 米国で黒人4人が相次いで白人警官に射殺された裁判で不起訴になり、抗議デモが発生
12月23日 米国で警官が銃を向けた黒人を射殺する
白人至上主義の台頭も、国内所得格差問題の解決をおざなりにし、人種対立を煽ることしかできない保守的な共和党の欠陥だ。
12月14日 トルコが反大統領のジャーナリスト27人を拘束する
12月21日 トルコのエルドアン大統領が知人の結婚式で「避妊は国家反逆罪」と言った
トルコ大統領独裁政権だ。
06月08日 カラチの国際空港を北ワジリスタンのテログループが襲撃し、35人殺害する
06月16日 パキスタン軍が北ワジリスタンのTTPアジトを襲撃する
12月16日 パキスタンでTTPが学校で145人の児童を殺害する
12月16〜19日 パキスタン軍がTTPを襲撃し、32人を殺害する
12月19日 TTPが、更なる学校襲撃を宣言する
12月23日 パキスタン政府が、テロリストの囚人500人の死刑執行方針を決める
パキスタン政府が、家族を迫害したから、学校を襲撃したとTTPが言っているのは、北ワジリスタン掃討作戦の事である。
この作戦が、結果的に学校襲撃につながり、泥沼化したわけだから、パキスタン軍は、もっと注意深く行動を採るべきだったのだろう。
具体的には、北ワジリスタンにコンパクトシティを導入し、住民を移住させ、テロリストに警察への出頭を促し、裁判にかける。
コンパクトシティは、「2012年6月12日 (火) 実存主義社会の薦め」や「2014年1月19日 (日) イデオロギー」に書いたように、町の中心部に共同浴場や共同トイレ、大衆食堂、オフィス街、集会所、学校などを建て、その周囲に部屋のみの三階建てくらいの住居(高層ビルでは共同施設利用が不便だからだ)、更にその周囲に農地などを配置するものだ。
毎日、共同施設を利用する事で生活コストを下げる事ができるため、より多くの人々に生活保護や年金を支給できるようになる。
不便なら、一部は住居内に導入しても良いだろう。
これは、イスラム国やボコ・ハラムにも使える。
テロリストを輩出する国にコンパクトシティを導入すれば良いのだ。
学校襲撃は間違っているが、国家も手段は選ぶべきだ。
12月17日 ナイジェリアで、給与未払いや装備不足でボコ・ハラムとの戦闘を拒否した政府軍兵士54人に死刑判決
12月18日 ボコ・ハラムが、ムラを襲撃し、32人殺害、女・子供185人を拉致する
12月23日 ナイジェリアでバス停が爆発し、20人死亡する
ナイジェリアは、政府軍が弱体化している。
自軍兵士に死刑判決では、イスラム国と同じだ。
ボコ・ハラムによる女・子供の拉致は、1000人以上とされる。
イスラム国とボコ・ハラムは、政権奪取を狙っているが、独裁政権になるのは確実だ。
イスラム圏全体が、財政難のため、テロリスト対策が不十分になっている。
国家間の競争力格差是正が最高のテロリスト対策だ。
12月23日 ウクライナがNATO加盟法案を可決する
ウクライナで法案が可決されても、NATOが受け容れるまで、加盟できない。
◎ 2014年12月26日 (金) 芸術のための芸術
アーティストのコンサートや映画、演劇、文学、漫画などで、芸術家達が自分の仲間を増やそうとしているのは、暴走族や愚連隊と本質的に同じである。
暴走族や愚連隊は、社会に対して不満があり、それを徒党を組んで、暴走したり暴れたりして表現する。
芸術家達も同じで、表現方法が違うだけだ。
表現とは、世間に訴えるという事だ。
芸術家も暴走族も仲間が多ければ多いほど良いと考えている。
これは、権力主義者と全く同じ考え方だ。
権力主義者は、如何にすれば、より大きな集団を形成できるかに腐心するが、芸術家や暴走族は、同じ考え方の仲間を集めるだけだ。
つまり、権力主義者は集団についてのエキスパートであり、芸術家や暴走族は素人である。
エキスパートに素人が楯突いているわけで、結果は明白だ。
権力主義者、芸術家、暴走族のどれにしても、彼らは徒党を組んでいれば、心強いわけだ。
そして、その集団が、自分の親衛隊だったりすれば、なお望ましいのだ。
自分の言いなりになってくれる集団の形成に彼らは勤しんでいるように見える。
芸術家達の思想は、愛を持つ事と、動物のように何も考えずに生きる事を訴える事である。
わずかでも頭を使えば、彼らは烈火のごとく怒り出す。
これでは、何も考えずに農業だけしていれば良いと訴えたポル・ポト政権と何ら変わらない。
芸術家にとって、芸術は、仲間を増やす道具に過ぎない。
しかし、仲間集めをしなかったり、愛を持ち、何も考えるなと命令したりしない芸術の可能性もあるはずだ。
芸術の視聴者に対し、何も要求しない芸術である。
これが「芸術のための芸術」ではないのか。
人生に益しなければ芸術ではないとする「人生のための芸術」は、「芸術のための芸術」と必ずしも対立しない。
例えば、教訓などが含まれていれば、その芸術は、人生の役に立つ事もあるが、視聴者に仲間になる事や特定の思想を持つ事を要求するわけではない。
芸術の暴走族は、「芸術のための芸術」と対立するが、「人生のための芸術」は、「芸術のための芸術」の範疇に含まれる場合もあるというわけだ。
芸術の暴走族は、本来の芸術を汚染し、別のものに変えた。
もちろん、芸術家の全てが芸術の暴走族というわけではない。
カミュの「ペスト」やジョン・レノンの「イマジン」などが、暴走族の例である。
芸術の暴走族達は、こんな破綻している思想や行動を世代を超えて受け継いでいくと言っている。
しかし、暴走族も世代を超えて受け継がれているから、問題視するほどの事でもない。
若者の不満の捌け口の一つぐらいに捉えてはどうか。
◎ 2014年12月30日 (火) 上下水道の意義
AFP(12/26)によると、インドのドナ・ナンカ村では、近くを流れる川によって土壌や地下水が汚染され、住民が失明や車椅子生活を余儀なくされているという事だ。
この地域では、土壌も汚染されているから、農産物も危険なはずで、住民は移住すべきであり、裁判を起こして問題を究明し、損害賠償してもらうべきだ。
農産物は、速やかに毒性値を調べた上で出荷停止にすべきだ。
上下水道には、干ばつなどによる水不足を緩和する役目があるが、飲料水などの水質を管理する役目もある。
もし、日々の検査で水質汚染が発見されたら、適切な処置が取れる仕組みになっている。
また、いつでも蛇口をひねれば水が出るから、家に帰ったら直ぐに手を洗う習慣も身につきやすく、エボラやインフルエンザなどの伝染病の蔓延を防ぐ効果もある。
こうした日常生活の安全性を守る効果がある上下水道は、その存在意義を多くの人々に知られるべきだ。
◎ 2014年12月31日 (水) ニュースより
ロシアで地下鉄のトークン(コイン型チケット)が、ルーブル安で売れているそうだ。
恐らく、有効期限がないのだろう。
有効期限を設定すべきではないか。
JR東日本の東京駅開業記念限定Suicaも売れ過ぎて、購入者全員が買える様に切替えたそうだ。
こちらも転売目的だったらしいが、バブルの結果、限定品が売れるようになったのか?
日経新聞(12/28)「私の履歴書 萩本欽一」に、楽屋で着物の帯を前で結んでから後ろに回すのはヘボ芸人だとある。
できる芸人は、後ろ手に帯を締めるそうだ。
意味が分からなかったのだが、これを言った東八郎は、視野が非常に広かったと萩本欽一が書いている。
つまり、見えない所は、想像力でカバーする事で、広い視野を持てるという意味だろう。
サッカーでも自分の蹴っているボールばかり見てるのは、ヘボ選手で、できる選手は常に敵味方のポジションを把握しているものだ。
◎ 2014年12月31日 (水) 酸攻撃
イラン、インド、バングラディシュなどで酸攻撃(アシッド・アタック)が多発しているらしいのだが、硫酸、硝酸、塩酸などは、金属のメッキ加工で必要で工場労働者なら簡単に入手できる。
工業製品からメッキ加工を無くすような事をしないと酸の入手は防げないだろう。
酸攻撃の原因は、イスラム教やヒンズー教の服装をしていないとか、交際を断られたとか、カネをくれなかったとか短絡的なものだ。
これらの国々では、法整備も不完全で犯罪を取り締まれない。
宗教的に男尊女卑であるのも問題だ。
不景気で仕事がないから、宗教を利用して女を働かさないようにしている。
不景気対策にコンパクトシティを速やかに導入すべきだ。
また、近隣諸国と協力して経済圏を作り、経常収支の均衡を保てるようにすべきだ。
景気が良い時は歳出も抑えて、不況時に備えて貯蓄しておくべきだ。
発展途上国は、経済力がないため、娯楽も少ないし、社会秩序も不安定で、宗教ナショナリズムが台頭し、益々、問題究明による建設的な秩序の建て直しができなくなる。
イスラム教やヒンズー教は、慣習的で非論理的だからだ。
先ずは、イスラム教とヒンズー教を社会から払拭する事が、発展途上国を苦境から救い出すための条件になる。
先進国も、これらの国々に社会状況が近づきつつある。
世界中の全ての国が、誰もが人間として最低限の生活が保障される社会を築く努力をすべきだ。
酸攻撃も宗教ナショナリズムも九割以上、経済問題が原因である。
金儲けよりも、社会問題を解決する方が重要だが、誰もが金儲けしかしないのは、社会問題を解決してもカネにならないからだ。
社会問題を解決するために調べたり、論理的に考えたり、問題を洗い出したり、社会構造を提案したりする人々に最も儲けさせてやるべきだ。
ナショナリズムとは、他の集団を排斥して仕事を独占する事である。
米国では黒人から、欧州では移民から、アフリカでは他部族から、中東・東南アジアでは女から仕事を奪う。
イスラム国やボコ・ハラムは、女・子供を拉致して奴隷にし、タリバン、TTP、イラン政府、インドのヒンズー教徒は女が学校に行ったり、仕事をしたりするのを許さず、人権も認めない。
同じイスラム原理主義でもアルカイダとハマスは、あまりその傾向は強くない。
これは、攻撃先が外向きになるか内向きになるかの違いだろう。
どちらにしても被害者からすると理不尽な動機だ。
これらの問題解決は、持続可能な社会を構築できるかに懸かっている。
もう一つのナショナリズムとして、権力主義の延長にあるものがある。
第二次世界大戦中の日本やドイツでその傾向は顕著だ。
国民から、あらゆる価値観や判断能力を奪い取り、自分の事について考えるのは悪い事だと吹き込み、国家への盲従と奉公しか考えられないように脅迫し、強制するものだ。
この国家は、軍事力や経済力で他国と対抗する考え方を持ち、全く、世界と協調してやって行く意志を持ち合わせていない。
例えば、発展途上国の経済発展や人権向上、問題解決について協力しようとは考えない。
教育にしても人権にしても紛争解決にしても経済がしっかりしていないから、向上しないのだ。
発展途上国の経済が良くなる事で、教育、人権が向上し、紛争が無くなれば、これらの国々との持続的な貿易も可能になり、それは、日本経済好転にも寄与する。
自国の軍事力と経済力が他国を凌ぐ事に傾注する事は、自国経済を低迷させ、他国との戦争をもたらすものだ。
また、国内的にもあらゆる利益が国家に集中する事になるが、その利益を独占できるのは、国家とそれにコネのある人々だけであり、その他の人々は一方的に搾取されるだけだ。
働けば働くほど馬鹿をみることになり、国内に貧富の差が拡大し、国内経済の低迷を招く。
つまり、この手のナショナリズムは、外需的にも内需的にも自国経済を低迷させ、戦争への道を開くのだ。
◎ 2015年1月3日 (土) 通貨下落のメリット
現在、日本やロシアは、通貨が下落している。
農産物や畜産物は、原料輸入が少ないから、輸出の好機だ。
現在、中国やインドなどアジア・東南アジアの新興国は、工場排水による環境汚染で農産物の安全性が損なわれているから、これらの国々の富裕層向けに輸出可能だ。
また、先進国のインフラや環境の技術は、これらの国々の役に立つだろう。
農産物や畜産物は、肥料や飼料の輸入額が馬鹿にならないという話だが、これらも国内生産に取り組む好機だ。
新興国や周囲の発展途上国も合弁会社を作って、インフラ整備や環境技術に取り組む好機だろう。
米はタイも輸出できないくらい世界的に余っている。